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2017/09/22

日本酒学講師会 新潟研修 ②

 越の鶴や壱醸を銘柄に持つ越銘醸株式会社さんへ

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到着早々、まずは越淡麗の圃場に行きましょうと。。。マイクロバスから蔵人の方達が運転する車に乗り換え出発!

なぜバスで行かないんだろうと思ったのですが。。。途中でわかりました。とてもバスで伺える場所では無かったのです。山道くねくね。軽自動車同志もすれ違うのが大変なところでした。

新潟県村上市の雷(いかずち)というところに伺い多田さん(73歳)無農薬・有機・合鴨農法を21年以上もされている、レジェンドと言われる農家さんにお会いしました。

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この日は稲が生長し、合鴨のお仕事が終わったので、合鴨をキツネなどから守るための網を外す作業をされていました。

越銘醸さんと多田さんは11年前から無農薬・有機・合鴨農法で越淡麗の栽培を休耕田ではじめたそうです。この雷(いかずち)は20世帯あったそうですが、今は全員離村されたところだそうです。多田さんもお住まいは隣町だそうです。

しかし、有機農法にはこの場所がちょうど良く、美味しいお米になるそうです。

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来る途中、仕事を終えた合鴨が放たれていたところが多田さん宅ちかくだそうですが、この合鴨達は大きく美味しく育てられ、クリスマス頃にお酒の会で鍋になるそうです。

美味しくなれよう~。

次回は越銘醸さんの蔵見学です。


2017/09/20

日本酒学講師会 新潟研修 ①

平成29年 9月に伺った 新潟での研修

初日、はじめに伺ったのは、新潟県農業総合試験場です。
こちらはコシヒカリを世に送り出した試験場です。

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新潟県農業総合研究所センターの神戸先生から新潟の酒米の栽培方法や酒造適性などについてレクチャーをして頂きました。

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新潟の酒造好適米として有名なのは 五百万石と越淡麗(生産量は平成28年産で五百万石が12,000t  越淡麗が1,488t)

五百万石は戦前から交配が始まり、昭和30年代から育成され、昭和48年から、酒米に、越淡麗は平成16年から酒米として作られはじめたそうです。

五百万石は雄町や亀の尾を先祖に持つ米になり、越淡麗は母親が山田錦で父親が五百万石の米になります。越淡麗は五百万石が50%以上に高精白すると割れてしまうため、もっと高精白の出来る米が求められたことから始まった。

はじめからお酒にして美味しい米にするために開発された米で、作物研究センター・醸造試験場・県酒造組合の三者連携で研開発されるのは初めてのことだったそうです。
交配が始まったのは1989年、越淡麗と名前は付いたのは2004年麗しい香り豊かで、柔らかくふくらみのある酒質になる米になり、本格的に生産が始まったのは2006年だったそうです。

以前、県内の鑑評会の受賞は山田錦で醸されたお酒がほとんどだったそうですが、今は越淡麗でのお酒が受賞することが多くなったそうです。

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