日本酒学講師会研修 番外編 広島
9月に行った、日本酒学講師会研修の話は今回で終わりです。
人生初の広島、絶対、原爆ドームと平和記念資料館を見て帰りたいと思いましたが、残念ながら、平和記念資料館は見ることが出来ませんでした。
きのう、「この世界の片隅に」という 映画を見ました。
アニメは見ないのですが、やはり、呉の話となると、祖父は陸軍軍人で戦死、伯父が海軍兵学校の学生だったこともあり、どんな映画なのか気になりました。
地元の小さな映画館でしたが、満席でした。
戦時中でも、それぞれの人生があり、食糧難でも、美味しく頂く知恵は亡くなった祖母の生活の知恵、丁寧な暮らしぶりと重なり、伯父・叔母たち・父母の青春を思い。なんともじんわり温かい気持ちを持ちました。
日本人の平和を心から願う普通の人々。あの戦争は、侵略の為ではなく、アジアの平和のためと信じていたことなど、伯父たちの話から感じたことに繋がる映画でした。
広島のように酷い爆弾は落とされませんでしたが、仙台も大きな空襲があり、人々が焼けて、水を求めて、広瀬川にたくさん人が集まり、亡くなったと聞いています。最近になって、ご近所のおばさんが、戦災孤児で、ご近所の家庭の養女になって育ったと聞いて驚きました。あのころ誰もが自分たちが出来ることを精一杯して、助け合い、生活を守り、暮らしていたんだろうと、様々に身近な人たちの思い出に重なる映画でした。
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