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2016/09/23

日本酒学講師会研修 酒米編 山田錦 その3

兵庫県に品質の良い酒米が残ってきたのには灘の蔵元さんとの「村米取引制度」が支えてきたと言います。

明治7年地租改正で農家がより収量のとれるお米を作りだしたそうです。そのため米の質が落ち、収量の多い品種に変わる農家もあり、生産量も減ったそうで、灘の蔵元が特定の集落と「村米制度」を作り、品質の良い酒米を作ることを支え、今の契約栽培になっているそうです。

そんな良い酒米を求める蔵元や農家の努力で品種改良が行われ、山田錦は生まれたのです。

吉川は今も村米制度が篤農家と呼ばれる方たちを中心に残っているそうで、干ばつや水害、震災の際などはお互い助け合い、酒米の取引だけでなく、強い繋がりがあるとのことです。

吉川の山田錦は剣菱、菊正宗・獺祭(だっさい)など有名な蔵元8社と契約され、食米はだいたい30kg6000円くらいですが、山田錦は30kg12000円と倍の値段になるそうです。

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酒米を管理している圃場へ。

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様々な酒米が栽培されていました。

まわりは普通の民家が並んでいるのどかな場所です。

よっぽど酒好きでなければ、ほとんどの人が気づかず、通り過ぎる様なところ、こんなに酒米の稲が並んでいるのをはじめて見て、同行の日本酒学講師の皆さんは大興奮です!

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おとなが稲を興奮しながら、写真を一心不乱に撮っているというのも珍しい光景かもしれませんね(笑)

では次回は精米機メーカーの新中野工業(株)さんの山田錦専用の精米所に伺った時のことを記載します。

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