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2005/01/31

アッいう間 その6 「伯父との対立」

手伝いはじめて数ヶ月が過ぎたある日、伯父が床屋に出かけて行った。

1時間くらいでニコニコ戻ってきた。めまいがすっかり取れたというのだ。まさか!?
伯父の話では、床屋で散髪後首をマッサージしてもらったら、頭の中でピシッと音がして それからめまいが治まったというのだ。嘘みたいな話だが、主治医の先生の話では詰まっていた血栓が取れたんでしょうというのだ。。。え~???先生は彼は幸運だ。ふつうはその血栓がどこかに詰まって脳梗塞や心筋梗塞を起こすのに元気になっている。運が悪ければ死んでいるというのだ。。。

私はだまされたような気分だったが、ほっと安心した。それから伯父は元気になっていった。
でも、私とは対立することが増えていった。

それは私がそれまで疑問に思っていたことを、質問しては攻めたり、改善策を提案したり、生意気なことを始めたからだ。
伯父の返事は「良いんだ。」「だめだ。」と説明なしの、頭ごなしだった。

私がプリプリ怒ってると、伯父の古くからの友人の元税務署長や建築家の先生はじめ、海兵仲間のおじいちゃんたち(その4)が慰めてくれたり、諭してくれ、何度となく救われた。今も とても感謝している。

伯父が元気になったんだから、このバイトいつ辞めようか?できれば、すぐにも辞めたいと思っていた。
でも、気になることが。。。。。

<<<<<店の状況>>>>>
時々店を手伝っていくうち分かってきた。現場を仕切る店長とママ対伯父の関係がかなり悪いのだ。二人とも伯父を避けている。

店長は伯父がその10年ぐらい前に事情があり住まいを東京に移すことになったとき、誰かに店を任せたいが、子供たちは事業にはいっさい関わりたくないというので困っている。借金もあるし。。

気の毒に思った兄が大学を辞めて店長として店に入った。経営者の世間知らずの甥の若造が冠をつけて入ってくればどこでも起きることだが、いろいろ苦労をし、とにかく仕事は何でもやるようにしてがんばって10年くらい、やっとスタッフから信頼を得ていた頃だった。

ママは伯父が事業に行き詰まって、自殺まで考え始めていたときに励ましてくれた人で、兄のサポーターとして伯父が店に入れた人だった。そんな二人との対立。。。どうにかしないとバブルが終わって不景気がこの先どこまで行くか分からないのに乗りきれないと思った。

昔の伯父の苦しいそうな姿がよみがえる。。またあの姿を見るのは嫌だった。

その7へ続く

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