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2005/01/29

あっという間 その5 「がんばれ若き杜氏!!」 

今朝 NHK仙台のインタビューシリーズ「幸せのカタチ」 若い力で、新しい酒を 宮城県三本木町と題して
うちのオリジナルの大吟醸を造ってもらっている杜氏のインタビューがあった。

彼との出会いは鳴子の酒の「雪渡り」を通じて知り合った。
かれこれ5年ぐらいのつきあいだ。

はじめは彼の酒造りへの真剣さを応援するために「雪渡り」の2期目から取り扱うことにした。
1期目の酒は 一本彼らが持参したものを飲ませてもらったが、特に詳しい訳ではないが、私の好みではなかった。。

取り扱いにあたり、来期は美味しく造ってね。うちの常連さんは舌の肥えた美食家ばかり、美味しければ間違いなく喜ばれると話した。
できあがって来たのはとても美味しい酒だった。

伯父と私は彼は才能があると確信した。
いずれ彼にうちのオリジナルを造ってもらえたらいいよね。。。などと話してた。

その年の5月頃だと思う。杜氏が事務所に企画書を持ってきた。
うちのキンキの味に合わせた酒を造りたいというのだ。。。驚いた。何という縁なんだ。。
すでにラベルのデザインまで考えてくれていた。

杜氏は酒の造りでは一番贅沢な吊しの大吟醸にしたいという、価格は高くなりますが絶対美味しいものにします。という熱い思い、伯父はとても悦び、「40周年の良いチャンスだ!」是非お願いしましょう。となった。
できあがったものは1年を通して日本酒の奥深~い味が味わえるものになった。
この縁で私も日本酒の面白さ、おいしさを知ることになった。
日本酒はワインのように価値のあるもの、日本の長い歴史と文化のある飲み物だ。

今年で3期目だが、1期・2期とも完売だった。 

今日のインタビューでも話していたようだが彼の蔵は大変だった。(全部を見ることができなかった)
若いのに色々苦労していた、経営の話で目にうっすらと滲むものがあったこともある。
味を守りたいので大手の問屋とのつきあいを絶っていた。そのため大変なこともあったらしい。
永く商売を守っていく大変さ、しかも何代も続いたものを守るのは尚更だ。
うちはたかだか数十年だが、身につまされた。。。

杜氏が以前ある問屋さんに無名の宮城の酒を全国区にした飲食店があるから取引しませんか?という話があったけど、それが地雷也さんだったんですね。。。。というのである。
その話を聞いて伯父はとても、とても喜んだ。私は取引先を大切にする大事さを知った。

そういえば、その問屋さん うちが杜氏と取引を始めたころ蔵の話がでて、以前は取引があったがいまはしていない。
「大事にしながったがらだめだおんね~。」とポロッとつぶやいた。

今 その問屋さんは廃業してしまったのだが、伯父が事業を縮小することになった大変な時もおつきあい頂いた問屋さんだった。

その6に続く

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