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2005/01/31

アッという間 その7 「キラキラ光る白い道!」 

対立は伯父のワンマンぶりが原因なのは分かっていた。
2人には現場からの意見があった。しかし、伯父は説明をしない、
トップダウンだ。

どこの会社も同じだと思うが、説明のないトップダウンは、景気の良いときならスタッフが納得していなくてもどうにか回るだろう。。
でも景気が悪くなってくるとそうはいかない。 
批判が聞こえてくるようになる。

飲食店は人と人との商売だ。店の雰囲気で売上げも左右してしまう。スタッフが生き生き働いてないと、美味しいものも美味しくない。

幸いにして、二人はお客様に可愛がって頂いていた。
店長は、自分はお客様に育ててもらった、そして今も育ててもらっていると思っている。

店長が働き出す前からのなじみのお客様も多い。そのお客様たちが、店長を暖かく育ててくれたのだと、私も感じていた。私たちの子供の頃まで知ってるお客様もいるのだ。。。;(^^;)

先日も店長がとてもありがたいお叱りを受けたと言うのである。
ある社長がこっそり店長を叱ってくださった。それは先輩たちが当然のようにしていて、今も多くのお店で行われる国分町の慣習。あくまで親切心で始まったと思うが、不必要なことだった。店長はその何気ない慣習を行っていたことを非常に反省し、以後気をつけるようにした。

私たちはお客様に貴重なお叱り頂くこともありますが、暖かい気持ち、感動も頂いています。

ある日、接客中にお客様の美味しい!という幸せそうな笑顔を見て私までとても幸せな気持ちになっていることに気がついた。美味しい!の時の あの笑顔。本当に最高です。何とも言えない幸せそうな顔なんです。
ああ~。この仕事の醍醐味はこの笑顔だな~。と この仕事だから得られる特別な瞬間!胸が一杯になった。

そういえば、先日飲んで夜遅く 寒い雪の日タクシーで帰宅する時、運転手さんに寒くてこんな日の勤務は大変ですね。明日の朝は凍って大変でしょう。というと、「でもね、こういう寒い日の勤務の翌朝はキラキラした真っ白な道が見られるんだ。とてもきれいなんだよ。」と教えてくれた。
どんな仕事にも苦労はあるけど、この仕事だから味わえる素敵な瞬間ありますよね~!と運転手さんと盛り上がった。

あるお客様は20年ぶりに来ました。まだ店が在って嬉しい。学生の頃の思い出の店なんです。ありがとうと。
また、あるお客様はお酒を父親とはじめて飲んだのはこの店です。またいつか行きたいと思っていたと言われた。
あるご夫婦には結婚前、遠距離恋愛で仙台で初めてデートをしたお店です。と言われたり。。。

商売を永く続けると、こんなありがたい感動を頂けるんだ~と。
じ~ん。。。!!

あるアルバイトが働き始めたばかりの頃、彼女は以前マニュアルのあるファミレスでバイトをしていたが、ファミレスではお客様が注文するとき、ウエイトレスである自分の顔を見て注文されてことがなかった、でもこのお店のお客様はスタッフの顔を見て注文するんですね、ビックリです。というのだ。
しかも、レジで美味しかったありがとう。と仰って頂いたときは感動したと。。。

改めて、私たちはお客様の特別な時間の一部に関わっているんだ。
大切にしなければ、永く続くようにがんばらなければと思った。

しかし この仕事はお一人お一人のお客様から教えて頂く、勉強の毎日。
自分たちの未熟なところを反省し、今日より明日を目指すように心がけるしかないのかなと思う。
完璧にできたらいいのですが。。。すみません、未熟者です。_(._.)_

その8に続く

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